風景が語るもの(2) : 災害に対する姿勢

 頻発する火災と「三年元取り」のアセット・マネージ
       vs 防災投資を行い、住宅・社会資本を永く大切に使う




江戸中期からのストック思考:町並景観の形成

資源の保存と耐用年数最適化

 上:災害が減少すると、質を高め、ストックとして永く使う方が有利になる。
 下:質の向上が防災性向上につながる場合、複数の最適解が生じる場合がある。
    異なる水準の市街地が併存する。何らかのきっかけにより、飛躍的にシフトする。



竹原図屏風:中心部の瓦葺・土壁の防火建築と、
周辺部の零細な藁葺の長屋の対比


竹原:中心部に残る、防災投資の行われた、耐用年数の長い現存建物 
(現況実測図:伝統的建造物群に指定)


竹原:周辺部における明治初期の宅地割 
(長屋の分割により裏宅地を生成:地租改正時の実測丈量野取帳より小林復原)


 

概念図2:地域の災害条件に対する二つの解決と、時代的変化