このコーナーでは、事業の分野別に、操作例、サンプル・データ等を紹介していきます。 1.市街地再開発、土地区画整理事業等のまちづくりに関しては、マニュアルのII章を参照して下さい。空中写真ステレオ解析結果や、三次元GISデータから現況市街地を作成し、この上に、計画案に基づく将来像を合成していきます。 2.伝統的建造物等の複雑な形状生成に関しては、II.3(3)に、近世城郭の例を示しているほか、建築研究資料No.96に掲載した韓国の城門、民家の例なども参考になります。既に品切れとなっているため、CD-1に原稿.doc ファイルを収録しています。I章の「応用4」が参考になります。 3.土地区画整理事業や、一般市街地における形態規制等に関しては、VI.1.成熟都市シミュレータを使用します。敷地割のデータと、市街地建築物の初期条件データを作成しておき、様々な都市計画条件を設定した場合に、将来町が成熟していく姿がどう違うかを、時系列で検討します。 4.今回のバージョンで増強されたブール演算の機能を使用して、複雑な形状の継手・仕口の形状を、箱を並べることなく、一体のオブジェクトとして生成することができます。詳しくは追って操作方法などを解説します。 5.既存のモデラー(3D MAX等)で作成したデータに関しては、VRML2.0 形式でインポートするのが便利です。また、景観シミュレータで作成した三次元データをこの形式で保存し、別のシステムで活用することができます。GISで作成したSHPファイルなども、貿易コンバータで変換して利用することができます。 |