2004年4月に、全工事事務所に配送しました、国土技術政策総合研究所資料No.134「まちづくり・コミュニケーション・システム 操作運用マニュアル」に収録された、景観シミュレーション・システム(添付CD2)は、従来同様、パソコン上で単独でも景観検討に使用することができます。

このコーナーでは、事業の分野別に、操作例、サンプル・データ等を紹介していきます。

1.市街地再開発、土地区画整理事業等のまちづくりに関しては、マニュアルのII章を参照して下さい。空中写真ステレオ解析結果や、三次元GISデータから現況市街地を作成し、この上に、計画案に基づく将来像を合成していきます。
 数値地図から貿易コンバータで広域的な地形データを生成し、可視範囲機能を用いて、稜線などで囲まれた事業の景観影響範囲を予め把握しておくことで、経済的に地形+現況市街地データを作成することができます。詳しくは、CD1に収録した、山間地の鹿児島県郡山町の検討例などを参照して下さい。

2.伝統的建造物等の複雑な形状生成に関しては、II.3(3)に、近世城郭の例を示しているほか、建築研究資料No.96に掲載した韓国の城門、民家の例なども参考になります。既に品切れとなっているため、CD-1に原稿.doc ファイルを収録しています。I章の「応用4」が参考になります。

3.土地区画整理事業や、一般市街地における形態規制等に関しては、VI.1.成熟都市シミュレータを使用します。敷地割のデータと、市街地建築物の初期条件データを作成しておき、様々な都市計画条件を設定した場合に、将来町が成熟していく姿がどう違うかを、時系列で検討します。

4.今回のバージョンで増強されたブール演算の機能を使用して、複雑な形状の継手・仕口の形状を、箱を並べることなく、一体のオブジェクトとして生成することができます。詳しくは追って操作方法などを解説します。

5.既存のモデラー(3D MAX等)で作成したデータに関しては、VRML2.0 形式でインポートするのが便利です。また、景観シミュレータで作成した三次元データをこの形式で保存し、別のシステムで活用することができます。GISで作成したSHPファイルなども、貿易コンバータで変換して利用することができます。


Last updated : 2010/6/2 16:33:23
NILIM