I.実務・応用編

ここでは、実際に景観シミュレータ、成熟都市シミュレータ、および官民共同研究の成果などを組み合せて用い、現況の3次元データや事業完成後の将来像を作成したケースに即して、実際のデータ作成過程や、それに要したコスト・日数まで含めて説明します。まずは一通り通読いただいて、それぞれの現場に援用できそうな機能・操作を見出して下さい。本編で紹介したデータは、CD-ROM1:\setup\fullsetをインストールすると、[インストール先]\kdb\@samplesの下の各ディレクトリに格納されています。これらを用いて、本編で紹介する作成過程を辿ってみることができます。ハードディスクに十分な余裕があれば、まずfullset でインストールを行い、サンプル・データで色々試してみて下さい。要領が分れば、不必要なサンプルを削除し、各現場で業務に用いるのに適した作業環境に移行して下さい。インストール方法については、IV−3、を参照して下さい。

関連するデータについては、各項目で、ファイル名称として記述してあり、これらは景観シミュレータで開いて眺めたり、編集することができます。そのためには、景観シミュレータのごく基本的な操作だけは知っておく必要があります。IV−5の(1)、(2)は練習してみて下さい。また、本編から出発して、より細かな操作を行う必要が出てくるでしょう。その場合も、IV−5の各機能の説明を参照して下さい。

[図?T−1T−1](左右):yuu.exeによるサンプル・データの検索

ここで紹介する事例の多くは、優良景観事例データベースにも登録してあります。サンプル・データを閲覧するためには、(スタートボタン→プログラム→景観シミュレータ→)優良景観事例データベース検索機能(ksim\bin\yuu.exe,IV4(24)参照)を用いるのが便利です。起動すると、図のような検索画面が現れます。ここで、プルダウン・メニューの「事業種別」から、「種別C」を選択すると、事業種別の欄に「種別C」が表示されます。それ以外に何も条件設定せずに、[検索開始]ボタンを押すと、本マニュアルのために、3次元データを登録してある事例の画像アイコンと名称が表示されます。そこで、いずれかの検索結果の文字表示部分(例えば「解説デモ」)またはその上の画像をマウス・クリックすると、文字が反転表示されます(選択されたことを意味する)。その状態で、下の[画面表示]ボタンを押すと、「選択画面」が現れます。(一つのデータに、複数の画像や立体データ等が登録されています。この画面で表示したい画像を選択します)。例えば、「韓国」を選択し、[OK]ボタンを押すと、景観シミュレータが自動的に起動し、画像を表示します。表示されるファイルの名前は、景観シミュレータの左下の文字表示欄の真中の段に示されています。このファイル名が「XXX.scn」となっている場合にはLSS-Sファイルです。解説デモとして、 登録してあるデータは、景観シミュレータ等を操作して様々のデータを作成する途中の画面を、イメージとして記録したものを、紙芝居のように並べてあるものです。景観シミュレータの画面左下の左右に向いた矢印ボタンを操作することにより、駒を進めたり戻したりすることができます。なお、解説デモのデータは、全てシミュレーションの結果をスナップショットしたイメージ(2次元データ)なので、視点移動(回転・シフト・拡大縮小など)をかけることはできません。また、この画面に表示されたデータを3次元的に編集することもできません。それを行うためには、優良景観事例の検索で、それぞれの現場を選択し、個々の3次元データを検索し表示する必要があります。解説デモは、例えば時間の限られたプレゼンテーションで、すばやく画面を切換えて表示するために用意したデータです。
[図‡T−3T−3]立体表示の選択
[図1−4]景観シミュレータによる画像表示