1.プログラムとデータの転送方法
パソコンから携帯端末にデータを転送します。
現在のVer.2.8(2014.3)においては、現場毎に用意したVirtualConverterというディレクトリに、
セットアップや稼働に必要なファイルと、データを格納するサブディレクトリが置かれています。
このディレクトリを、携帯端末の内蔵SDカード(内蔵ストレージ)のルートにコピーします。
方法1:SDカード経由
@パソコンにSDカードを装着します。
AエクスプローラでVirtualConverterディレクトリをSDカードにコピーします。
BこのSDカードをパソコンから外し、携帯端末に装着します。
C携帯端末のファイルマネージャを起動します。
DSDカードから内蔵SDカードのルートにVirtualConverterディレクトリを転送します。
方法2:USBケーブルによる接続
@パソコンと端末をUSBケーブルでつなぎ、端末を起動します。
Aエクスプローラで、端末がUSBメモリと同様の記憶装置として表示されます。
BVirtualConverterディレクトリ一式を端末内の内蔵SDカードのルートにコピーします。
2.セットアップの方法
(1)ダウンロードのコーナー(→)から、地区別のセットアップ一式をダウンロードします。
(2)ダウンロードしたZIP圧縮ファイルを、解凍します。その方法はOSのヴァージョン等により異なります。
-Windows8の場合には、右クリックして表示されるメニューから「全て展開」を選択すると、同じディレクトリに展開されたディレクトリが作成されます。
(3)上記1.で示した方法で、VirtualConverter以下のファイルを、内蔵SDカードのルートに転送します。
(4)ファイル・マネージャで、VirtualConverter/VC-3M(xxx).apk を表示しタップします。
(*xxxは、ヴァージョン,プロジェクト名等)
-アプリケーションを選択する画面で、パッケージインストーラを選択します。
-既にセットアップ済の旧ヴァージョンがある場合、[このアプリケーションを更新]を選択します。
-このアプリケーションに許可する権限を確認し、[インストール]をタップします。
^インストール中の表示の後、「開く」または「完了」を選択
(5)セットアップが成功すると、「アプリ」の中に、「仮想コンバータ」アイコンが追加されています。
図:セットアップファイルの選択
図:パッケージ・インストーラの選択
図:確認のOK
図:セットアップされてアイコンが登録された状態
3.起動するための準備
@GPSを有効にします
A端末を回して電子コンパスを補正します
B端末を水平に置いて、加速度センサを補正します
これらの方法は、各機種の説明書等に従って下さい。
[参考]
センサーが正しい値を得ているかどうかを確認するために別のアプリを使用することができます。
@GPS Status(WEBからダウンロード)→利用可能な衛星と、端末の位置・姿勢を表示します。
ASensorEX(VC-3Mに同梱)→VC-3Mと同様の方法で、SensorEX.apkを用いてセットアップします。現在の位置姿勢をリアルタイムで数値表示します
図:GPSを有効にする
図:携帯端末の姿勢データの確認(GPSstatusアプリ)
図:携帯端末の姿勢データの確認(SensorExアプリ)