景観シミュレータでは、従来から、「外部関数」として、形状生成等を行なう独立した実行形式を、機能の一部として利用することができました。今般、本格的な編集機能を独立した外部のモジュール(プラグイン)として切り分け、あるいは追加することができる仕組みを用意しました。
 外部関数が、新たな要素を編集中の景観構成に追加するだけであったのに対して、プラグインの機能の中では、例えば既に読み込んである地形等を加工することができます。

プラグインは、dll 形式として開発され、コントロール・ファイル「plugin.tab」(テキスト形式)に登録することにより、利用できるようになります。

プラグインの一覧は、メニューの「形状生成」「プラグイン」を選択することにより表示されます。一覧の中から選択を行なった時点で、その機能(dll)がロードされ、機能が起動します。処理が終了すると、dllをアンロードしてメモリを解放します。

プラグイン他に、ブール演算(形状間の演算)の機能など、独立してデバッグ・機能改良した方が適当と考えられる基本機能についても、dllにより外部化しました。この機能は、sim.exe が起動する時点で読み込まれます。必要なdll が不足する場合には、sim.exe はエラー終了となり起動しません。

PLUGIN

現在までに、以下のプラグインを作成しています。

1.nori.dll :従来の道路法面生成の機能を、dll として独立させたものです。

2.land.dll :地面の編集を行なう5の機能をまとめたものです。

(1) 標高面作成:地形が縁取る、一定の高さの水平面の(例えば湖水面)を作成します。
(2) 頂点移動:ある範囲の領域について、頂点を垂直・水平に移動して地形を変形します。
(3) 地形切断:領域を指定して、地形をその内外に分割します。
(4) 地形の細分化と最適化:地形を構成する面を細分します。また、曲がりの少ない隣接面を統合します。
(5) 側面と底面:地形に側面と底面を付加して、閉じた立体を作成します。

3.tunnel.dll:地形を貫通するトンネルを作成します。断面形を定義ファイルで指定できます。

4.parkroad.dll:公園等の園路を作成します。

機能のセットアップ方法

(3) 以下のファイルを、kdb/geometry ディレクトリにコピーします。

補注:sim208rel.exe 及び4のDLLを、WindowsVISTAに暫定対応したものに更新しました(081125)