ソースコードに関する概要解説

まちづくり・コミュニケーション・システム は、大きく分けて以下の要素から成り立っています。

1.ビューワとして、インターネットから配信し、クライアント側で一般市民等がコンテンツを眺めるために使用するソフト群

2.オーサリング・ツールとして、クライアント側でクリエータ等がコンテンツを作成するために使用するソフト群

3.サーバー側にインストールし、まちづくりのためのWEBサイトを運用するために使用するソフト群

このうち、1と2はシームレスにつながっています。即ち、ビューワをインストールした後に、クライアント側で、ダウンロードした三次元コンテンツ等に編集を加えようとした際に、必要なコンポーネントが自動的にダウンロードされ、次第に2へと移行して行きます。

ビューワは、平成5〜8年度に開発した景観シミュレータがベースとなっています。このバージョンの履歴については、従来からのダウンロードのページ、および景観シミュレータの実務マニュアルを参照して下さい。

平成14年度の開発においては、以下の要素を追加しました。
(1)立体視の機能
(2)インターネットによるファイル取得機能、およびこれに伴うバッファリング等の機能
(3)表示の高速化のためのいくつかの改良

三次元データ構築のための機能としては、以下のものを追加してあります。
●sim.exe の編集機能の増強
(1)光源編集機能の簡素化
(2)動画生成機能
(3)画面の画像ファイルとしての保存機能
(4)マテリアル、テクスチャの編集のインターフェースの改良
(5)外部ファイル形式(画像、3次元データ)への対応

●データベース検索機能(kou.exe, zai.exe)の増強
(1)インターネットによるファイル取得機能

この他、WindowsME, Windows 2000 に対応するために、いくつかのデバッグ・改良を加えてあります。

詳細については、追って本ページに増補していきます。

これらのソースコードは、
http://sim.nilim.go.jp/ksim/main
以下に格納された、Windows 特有のGUI/OSに依存するソース群(.cpp)と、
http://sim.nilim.go.jp/ksim/library
以下に格納された、OSに依存しない共通機能のライブラリのソース(.c)から成り立っています。

ライブラリの構成等については、開発者向けマニュアルを参照して下さい。

サーバー側のソフトウェアは、以下のものから成り立っています。

(1)標準的なまちづくり・コミュニケーション・サイトを開設するために必要なサイトのテンプレート
(2)審査機能付きで意見書等を受け付けるための追加機能

 この内、(1)は、Windows2000Server上にインストールされ、データベースとしてMSDEが使用できる環境を前提としてプログラムされています。プログラムには、VBScriptを使用し、.asp形式のファイルとして用意されています。従って、修正を行うためには特に再コンパイルを行う必要はなく、ソースを直接修正の上、直ちにサーバー上の環境において実行することができます。実装にあたっては、プロジェクトに固有のWEBコンテンツ、および三次元コンテンツを用意し、アンケート様式など必要に応じて提案受付のコーナーをカスタマイズした上で使用します。

 上記の(2)は、「受付嬢」と「手配師」の二つの機能から成り立っています。受付嬢は、クライアントから提案書、記入された様式、画像、三次元データ等を受付け、データベースに登録し、審査結果を回答するためのページを用意します。審査結果が書き込まれると、その内容をデータベースに登録します。この部分は、サイトのテンプレートと同様に、VBScriptによる、.asp 形式のファイルとなっています。
 手配師は、定期的に巡回し、新しい提案がデータベースに登録されていれば、審査員を選出し、審査を電子メールで依頼します。また審査結果の回答が寄せられているかどうかをデータベースでチェックし、審査が完了であれば結果をデータベースに追記します。結果が合格となっている提案のみ、検索・表示の対象として使用されます。審査員の回答が締め切り間近になっても寄せられえない場合、督促状を発送します。審査期限が過ぎた場合には、それまでに寄せられた回答に基づいて結論を出し、データベースに登録します。手配師は、サーバーのOS上のサービスとして登録され、定期的に常に動いています。この機能は、C言語で書かれています。手配師をサービスとして登録する機能も、C言語で書かれています。
 データベースの構成、受付嬢・手配師の機能、審査のロジック等については、機能定義ファイル def.csv によりカスタマイズすることができます。
 審査依頼状、合格・不合格の通知、督促状等については、ユーザーが一定の雛型を用意し、日付や結果などのパラメータを手配師が書き込んだものを発送します。